
令和5年 消 防 訓 練
毎年1月26日は、文化財防火デーです。
文化庁、消防庁、都道府県・市区町村教育委員会、消防署、文化財所有者、地域住民等が連携・協力して全国で文化財防火運動を展開しており当家におきましても消防訓練を実施いたしました。
文化財防火デーの令和5年1月26日
県生涯学習課文化財保護室、市教育委員会、地域住民の皆様、屋根の葺き替えに携わった方、文化財所有者が協力し訓練を行いました。その様子をご報告させていただきます。
9:30 開会式
当主より:ご参加いただきました皆様にお礼のご挨拶
市教育委員会より:消防訓練の趣旨のご説明。
矢島消防署より:訓練をしていることで万が一のときは迅速に対応できます。本日はその手順を確認しながら対応いただきたいと思います。


9:40 訓練開始
かやぶき屋根の天井にある熱探知機に熱を感知させ自動通報により所轄消防署へ通報が入ります。

正面入り口 消防ポンプ車からの放水


東側放水銃からの放水

5分ほど放水し、消火栓、放水銃が作動することを確認し
放水終了。

総評
県生涯学習課文化財保護室担当者:2日ほど前より異常低温が続き非常時には予期せぬことも起きかねません。本日の訓練はそういった事態にも対応できるような内容でした。国指定重要文化財を守るため今後も地域のみなさんの協力が必要と思いますので、引き続きご協力いただき見守ってくださいますようお願いします。
消防署担当者:迅速な対応で初期消火の手順を確認いただきました。いざという時は土田家の方のみでは対応が難しいと思います。ですが、本日これだけ多くの方々が消防訓練に参加してくださったことは地域の文化財は自分たちで守るという気持ちの表れだと感じました。今後もご協力くださいまして大切に見守っていただきたいと存じます。
お二方から力強いメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
そして、この日ご参集いただきました地域の皆様ー2℃という極寒の中ご協力いただき心より感謝申しあげます。
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----------ご協力いただきました皆様----------
市教育委員会・地域住民・屋根葺き替えに携わった方、文化財所有者の土田家住宅当主
ご協力いただきました皆様と記念撮影
